メンタルの弱さを改善したいと思ったら、まずは自分のイメージをノートに書き出してみましょう。
メンタルが弱いと思い込んでいる人は、自分を強く否定しがちです。
「何をやっても上手くいかない自分はメンタルが弱いダメな人間だ」といった具合に、自分のイメージを決めつけていることがあります。
しかし、自己肯定感が低いと、いつまでもマイナス思考から抜け出すことができません。
そこで、必要になってくるのが、自分を理想に近づけるイメージトレーニングです。

ノートに書き出した自分のイメージをベースに、今度は理想の自分像をイメージしてみましょう。
「自分は仕事ができる人間だ」「私はストレスに負けない人間だ」というふうに、自分のイメージを頭の中で書き換えていきます。
こうして自己評価を高めることで、メンタルの強い理想の自分に一歩近づくことができるでしょう。

また、もしも理想の自分をイメージしにくいときには、尊敬する人物を演じてみるのも一つの方法です。
例えば、お気に入りの漫画に登場するキャラクターでも構いません。
バトル漫画の主人公であれば、どんな逆境にも負けないタイプの人物が多いですよね。
何か辛いことがあったときは、自分とは違う人物になりきって物事を考えてみるのもいいでしょう。

「こんなとき、あの漫画の主人公ならすぐに立ち直るはずだ」と、憧れの人物の考え方を意識することで、自分の考え方をすり替えます。
これは心理学用語でモデリングと呼ばれており、理想の人物を演じ続けることで、自然と自分の考え方を変える方法です。
これを繰り返すと、メンタルを鍛えることができるといわれています。